必見！学生から大人まで！がっつり値切って買う！バイクの魅力>すり抜けは違反ではない！？

二輪車が四輪車の横を抜けていくと言ういわゆる「すり抜け」について。
現行法規では、その行為を特定した明確な規定はない、したがって
状況ごとに判断しなければなりません。
速度違反や、路側帯走行など他の違反がない場合でも、
道路交通法第70条（安全運転の義務）に違反しないかどうか
が判断の元になります。

具体的な例を挙げましょう。
たとえば、交通渋滞で車両が連なって止まっている時、左側を抜けていくのは規制
されていませんが、路側帯を走行すれば違反となります。
（歩道が設置されている道路で、車道内の最左側に白線が引かれてあるのは外側線
といい路側帯ではないので、走行できます。）
また、渋滞でも車両が動いている場合は「追い越し」となる場合があります。
したがって,右側から追い越していくのが原則ですが、急激な車線変更や、
他の車両に危険を感じさせる走り方は「安全運転の義務」に抵触しかねません。
そして、片側複数車線で車両と車両の間を追い抜いていく場合ですが、アメリカ
のように車線内併進禁止といった明確な条項は有りませんが、前述の
安全運転の義務にてらし、判断されます。

二輪車の走行方法を特定した法規はないが、安全で円滑な交通の流れを
推進するためにも、同じ道路を走る他の車両に危険を感じさせる走り方は、
安全運転義務違反と考えましょう。